つながる世界を生きる。ブログ

自分とつながる、人とつながる、そして自然と・・。 スマイルメーカー岡村しげるの「つながる世界」探究ブログ。

むかし悲しかったこと

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昨晩行った、近所のとんかつ屋さん。

 

食材も店構えも調理も丁寧で気が行き届いて、

いつ行っても気持ちのいいお店。

 

あれ?名前が出てこない…。

 

 

僕はあるときから固有名詞が覚えられなくなった。

 

小学生の頃僕はすぐ名前を覚えていた。

クラスは当然、10クラス40人いた同学年の子も、
どこかですれ違っていたらたいてい覚えていた。

 

でもいつからかそれが辛くなった。
悲しくなった。

 

僕は相手のことを、そして名前を知っているのに、
相手は僕のことも、僕の名前も知らない。

そんなことが増えたからだ。

 

加えて記憶力がいいことが、
勉強ができる子につながり、

それで友達から浮いたり、
遊びたい盛りの塾通いにつながりもした。

 

そんな小学生のあるとき、

寂しくて悲しくて腹が立って、

今で言えばキレた。

 

キレて「もう名前なんて覚えない!」と決意した。笑

 

そして、「えっと、お前誰だっけ?」と対等になれた。気がした。笑

 

以来、物語や論理は得意だけど、
名前は苦手になった。

望み通りだ。

 

 

 

感受性の強い子供の頃、
誰しもいろんな事を考えている。

他の人からみるとわけのわからない、
いろんなことを決めてる。

そして、未だに影響しているものが意外にある。

 

 

そのときに溜めこんだ痛みや辛さ、
そんな思いや感情をもう一度思い返してみよう。

 

そして、感じなおす。

 

そして、あの時はそうだったよね。

まぁ、そう思ったのも無理はないよね。

でもそれもう大丈夫だよね。

 

 

 

あっ、そうそう。

昨晩行った美味しいとんかつ屋さんは、

「鈴の家」@祖師ヶ谷大蔵

 

 

 

***

なぜか苦手意識があるなら、
ちっちゃな頃の満たされなかった欲求のせいかも

スマイルメーカー