つながる世界を生きる。ブログ

自分とつながる、人とつながる、そして自然と・・。 スマイルメーカー岡村しげるの「つながる世界」探究ブログ。

脳波測定とバイオフィードバック訓練(後編)〜意識状態と「自分」の連動〜 

f:id:shigeruok:20180803173641j:plain

昨日の続きです。

 

現在の脳波のピークが、パフォーマンスが最大化するミッドα波より低い位置にあることがわかったので、脳波を1Hzほど高くする意識状態を探って、定着する訓練をすることになった、というところでした。

 

詳しくはこちら↓↓↓ 

blog.shigeruokamura.jp

 

で、

実際「どうやって望む脳波を出す意識状態を探るの?」というと、こんな感じ。

 

バイオフィードバック装置という機械を用いてリアルタイムで脳波を測るんですが、これは望む脳波が検出されると、鳥のさえずりとともに穏やかな音楽が流れてそれを知らせてくれます。

こちらがやることは、意識状態をゆるやかに変化させること。すると結果的に脳波が変わって、目標の脳波になると音が鳴って、ズレるとまた鳴り止む。

そうやってミッドα波が出る意識状態を探り、できるだけ音が鳴るところで意識を維持しようとする。それによって望む意識状態を身体に覚えこませる。そんな訓練でした。

 

これはなかなか楽しい体験でした。

 

今回は、9.5Hz±0.5Hzの帯域を目標に設定し、その脳波が出ると音が鳴ります。

はじめは手探りながら、意識をいろいろ変えてみると、音が鳴ったり鳴らなかったりとフィードバックが返ってきます。力むと脳波が取れなくなって鳴らなくなったりもします。

リラックスしたまま意識を張ったり緩めたりしながら、音が鳴る意識状態を探ります。

 

だんだんとコツを掴んでいく中でわかったのは、自分の感覚として日常の中で目的の意識状態に最も近いのは、高速道路を運転しているときの意識状態でした。

 

もちろんこれは人それぞれで、あくまで自分の場合です。

高速運転しているときの意識状態。確かにそれは以前から好きでした。とてもリラックスしながら同時に全方位に意識が張られている感覚です。軽いフローやゾーンに入ってるのかもしれません。

 

ともかく、その意識に近づくと音が鳴ることがわかってきました。

この感覚がミッドα波の意識状態か、と腑に落ちました。

 

これはとてもいい経験でした。

というのもこれまで、自分がどういう意識状態でいればパフォーマンスが出やすいかを考えて、その意識状態でいようと努めたことはあまりなかったからです。

 

どちらかといえば活動ありきであって、結果的に夢中(=いい意識状態)になることもあればそうでないこともある。

意識状態はあくまで結果に過ぎなかったように思います。

 

それが、一般的に結果の出やすい脳波(ミッドα波)というのが存在していて、その脳波を出しやすい意識状態が掴めたので、これからは行き当たりばったりではなくなるわけです。

 

今後は普段の生活の中でもメリハリをつけて、意識的にミッドα波の意識状態でいる時間を増やしてみようと思います。

それでどんな変化が起きるか。人体実験の好きな自分にとって、また美味しいネタが見つかりました笑。

 

まずは、2週間後にもう一度訓練に行くので、その時どう変化しているか楽しみです。

 

 

さて今回、意識状態を変えることでリアルタイムに脳波が変化するのを実感したわけですが、これはつまり、意識状態を変えると脳の状態が変わるということ。脳の働きから考えれば、これは自分の状態が変わると言ってもいいでしょう。

 

意識が変われば自分が変わる。

 

このことはもちろん理解していたつもりでしたが、機会装置を通して客観的に、かつリアルタイムに変化するのを体感できたのは、潜在意識に案外大きな影響があったように感じます。

 

「人は変われる」が、より簡単で身近、当たり前のことという感覚が生じました。

この認識の変化が具体的にどんな変化として現れるのか、楽しみに観察してみます。

 

 

なお、今回受けたサービスはこちら。

興味ある方はご覧ください。

 

www.facebook.com

9月からは通常メニューでの提供になるそうで、それに先立ち8月17日からのキャンペーン期間には、お得に体験できるとのこと。

 

さらに、8月前半(14日迄)には知人優先ですが、モニターを募集されています。
興味ある方は連絡いただければ紹介します。(モニター価格は相当お得)

 

鎌倉で、海まで3分のクリニック。ことりっぷがてら訪れるのも楽しいかも。

 

 

今回は帰りに鶴岡八幡宮に参拝。

そして八月が始まったのでした。

 

今月もいい月になりますように。

f:id:shigeruok:20180801152920j:plain

 

自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

 

smilemaker.tokyo

 

 

 

脳波測定とバイオフィードバック訓練(前編)〜リラックスしすぎ?? ミッドα波へ〜 

f:id:shigeruok:20180801123009j:plain

 

昨日は面白い体験をしました。

鎌倉にあるクリニックで、脳波測定とバイオフィードバック訓練を行いました。

 

神経内科医の友人が新しいメニューを作ってモニターを募集していたのがきっかけです。現在の自分の脳波の状態の確認と、バイオフィードバック訓練への好奇心から申し込んでみました。

 

測定はまず、前頭(額の部分)に電極のついたヘッドセットを装着し、耳たぶにはクリップ上の電極をアースとしてセット。

それから目をつぶった状態と開けた状態で、それぞれ一定時間脳波を測定します。

 

結果は、脳波のピークが目を閉じた状態で9.0Hz、開けた状態で8.5Hzに現れました。

 

彼女の所見では、一般的に閉眼時と開眼時では、閉眼の方が脳波は緩やかになるけれど、今回は逆の結果となっているのが特徴だとか。

 

また、開眼時の脳波のピークがアルファ波(8Hz〜13Hz) にあるのはリラックスの現れだからいいけれど、少し低すぎる、とのことでした。

彼女の弁を借りれば「修行僧になるならいいけど、現実を動かしていくにはもう1Hzくらい上げたほうがよい」とのこと。ふ~ん、なるほど。

 

コンサルタント時代はピリピリした状態で暮らしていたので、ある種の瞑想状態で日常を送るのがいいと思っていましたが、そう単純なものではないらしい。
パフォーマンスを上げるにはもう少し脳波の帯域が上がった意識状態でいるほうが良いようです。

イメージですが、意識がやや薄く右脳全開の状態から、明晰な意識状態で右脳全開の状態に移行する感じ。

 

後で調べると、α波のうちその真ん中の帯域、9Hz〜11Hzミッドα波と呼ばれ、超一流のアスリートや天才が活動している時に現れる脳波の帯域だそうです。

 

 

ということで、バイオフィードバック訓練の方針として、9.5Hzの脳波が現れる意識状態を探って、それを身体に落とし込もう、ということになりました。

 

時間がきたので続きは明日。後編アップします。

 

f:id:shigeruok:20180801153313j:plain

 

 

自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

 

smilemaker.tokyo

時の流れの速さと変化。さて僕らはどうしよう?

f:id:shigeruok:20180704215842j:plain

早いもので2018年もあっという間に折り返し。

 

飛ぶように時間が過ぎていくこの頃。

置いてきぼりを食らったように感じることもあります。

このスピード、「時の流れ」を実感します。

 

時が早く流れる、ということは当然世の中の変化のスピードも上がるわけで、それについていく「変わる人」とついていかない「変わらない人」の二極化が生まれるでしょう。

 

今起きている、世の中の変化の方向性は、

より素直で、嘘のない、真っ当で、自然な、そして健全なものへ、と向かっているように感じます。

これは今年に入って活躍する人や、取り上げられたニュースを見ても、ある程度予測できるんじゃないでしょうか。

 

スポーツ、芸術、ビジネス様々な分野で、素直で健全にまっとうに成果を上げる人が増えています。

一方、以前なら問題にならなかったような不正や不健全な出来事が、社会的に大きな問題になったり告発されたりしています。

もちろん、まだまだ明るみになっていない不正や不自然な出来事は多いと思いますが、これも時間の問題でしょう。

 

個人レベルでもその影響は出ているように見えます。

以前と比べると、自分らしく素直にやりたいことをやる人がうまくいくようになっているように思います。

一方、自分に嘘をついて本当はやりたくないことを続けたり、無理して頑張る生き方は、その不自然さに心の内面や肉体にひずみを抱えやすくなっています。

これは、人がひ弱になったというようなことで片付ける事象ではなく、人々の意識が進化していることの顕れだと感じます。

 

これからは、このような変化の波が来ていることを認めて、素直に変わっていきたいものです。

 

どんな風に変わっていくといいのでしょう?

 

それは変化の方向性に沿うということ。

より素直で健全な方向性を志向することでしょう。

 

具体的には、誰もがやりがちな、自分の本音に蓋(ふた)をしたり、自分に嘘をついているところを見つけます。または、無理したり我慢したりしていることがあるでしょう。

それを認めて、向き合って、

怖さや痛みを感じながらも、本音ベースで生きること、無理や我慢を減らして自分に素直に生きることを模索し、変わっていきましょう。

 

変化の流れはどんどん早くなっています。

変わる人は、最初は多少痛みを伴うかもしれませんがどんどん楽になっていくでしょう。

変わらない人は、変化についていけず、ますます頑(かたく)なになってますます辛くなるでしょう。自然は酷だなと思うこともありますが、でもそうなのでしょう。

 

まずは変わる人から変わりましょう。

変わった人はいち早く、より素直に健全な成果を上げるでしょう。

そんな人が増えたら増えただけ、世の中もより健全になります。

よりたくさんの人が早く変化したら、より早く世の中も健全になります。

 

これからの世の中について、悲観的にみる意見もありますが、ここまで見てきたように大きな流れでは世の中は良い方向に進んでいるように見えます。

 

後は、この二極化の進むスピードとそれぞれの極に所属する人数の割合で、

スムースに移行するのか、ハードランディングするのか。

さらにはハードランディングしてもなんとか移行するのか、クラッシュしてしまうのか、などが決まってくるのでしょう。

 

今起きている変化の方向は良い方向。

楽しい世の中へと動いています。

 

この変化をソフトランディングするためにも、僕たち一人ひとりが「大河の一滴」の自覚をもって、責任持って変わっていきたいものです。

 

 

自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

 

smilemaker.tokyo

 

 

カチンとくる人

f:id:shigeruok:20180627015650j:plain

カチンとくる人は、

 

「あなた、自画像(セルフイメージ)のそこんとこ、変えたほうがいいよ」

「力不足だとカン違いしている箇所はそこだよ」

 

と伝えてくれている。

 

それを知らなかったとき、受け入れられなかったとき、世界は敵だらけだった。

そして自画像はどんどん小さく貧相になっていった。

 

理解するたび、そのことを受け入れられる度に、世界に仲間が増えていく。

修正箇所を教えてくれる仲間だ。

かつての敵が(本人も知らない内に)仲間になっている。

そしてカン違いの自画像を訂正するたび、力が戻ってくる。

 

本当の自己変革はこのようになされる。

 

世界に仲間を増やそう。

相手も気づかないうちに。

 

 

 

 

 

「食」の安全性とグルテンフリーと自己変革(1)

f:id:shigeruok:20180608130011j:plain

先月から、とある勉強会で「食」について学んでいます。

 

「食」といっても「食の安全性」。

主に農作物と畜産の現状についてです。

 

断片的には知っていた内容でしたが、それらの断片を体系立てて理解し始めると結構根深い、一筋縄ではいかない課題が見えてきます。

 

具体的には、

農作物でいえば品種改良や遺伝子操作、ポストハーベスト(残留農薬)の問題。

畜産で言えば、家畜にストレスのかかるブロイラー的飼育、飼料、薬品、屠殺法の問題。

 

思っていた以上に不自然な状態が常態化しているようでした。

安全性の担保も曖昧で、感覚的にはかなり違和感を感じます。

 

一方でそうせざるを得ない、またはそうすることが合理的に思える現状も理解できました。

野菜や家畜を製品のようにみなして「生産性向上」を掲げれば、ひとつひとつは妥当な打ち手のようにも見えてきます。

 

良かれと思って、多くの人に安価に提供できるようにと「生産性向上」を図るけれど、それが「食の安全性」を損なってしまう。

部分最適の積み上げが全体最適に反する典型例でしょう。

 

ともかく現代の食料生産にまつわる課題、なかなか根深いものだということがわかりました。

このような背景で、これから少しグルテンフリーの期間を設けようと思ったわけですが、次回に続きます。

 

自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

smilemaker.tokyo

 

スピードと品質の関係

スピード。

品質。

 

なんとなく、

そう、なんとなく、

この2つは相反するものかのように感じていた。

 

早く行うと雑になる。

ゆっくりやれば、丁寧になって質が上がる。

 

でも本当にそうなのか?

なんとなく長年解消されずにそこにあった疑問。

 

それは単に思い込みかもしれない。

そういうときもあるかもしれないしそうでないときもあるかもしれない。

 

 

先日、「スピードライティング」という講座に参加した。

 

スピードライティングとはその名の通り「スピードを上げて書く」、というものだ。

その講座の講師、編集者で作家の三浦崇典さんが言うには、「スピードを上げたほうが文章の質が上がる」というのだ。

 

たいていの人は書くことに限らず、作業というものはスピードを上げたら雑になって品質が下がるし、ゆっくり丁寧に行えば質が上がると思うだろう。事実そういうことはある。僕もそう思っていた。しかし三浦さんはそうでない、と言う。

 

「どういうこと?」と思いつつもどこか正しい気もする。

その時は自転車の例で話されていた。いわく、「自転車の練習を始めたときを思い出してほしい」と。「そのころって、ある程度思い切りよく勢いに任せてこげば乗れるし、ゆっくりこぐと倒れてしまうでしょ?」と。

 

たしかにそれはその通り。BMXアクロバット(自転車曲芸乗り)を思い出してもスローな方が難しい、そういうことはある。

他にも「石橋を叩いて壊す」の言い方もあるように、慎重にいきすぎて枝葉末節が気になって、本筋がわからなくなることはよくある。僕も以前に仕事で企画書や提案書を書いていたときによくあった。今でもレターや告知分を書くときに起きることだ。

 

逆にスピードを上げると枝葉が切り落とされて幹だけが残る。その結果読む方は幹だけが提示されてわかりやすい、という訳だ。つまり質が上がる。

 

これは文章を書くときだけでなく、案外なんにでも通用するのかもしれない。料理しかり、絵や書、ひょっとしたらセミナーの講義やアドバイス、人の相談に乗る時なんかもそうなのかもしれない。時間をかけすぎることでかえって伝わりにくくなるのだ。それは単に作業者の自己満足にすぎなくて、本当には役立ってないのかもしれない。そう考えると少し怖くなるが、でもそういうものだろう。

 

本来物事には、速すぎもせず遅くもない「ちょうどいい時間」というのがあるんだろう。そして無意識の「ゆっくりやった方が質が上がる」という思い込みを打破するには、いったんスピードを追求するのが有効だと感じた講座だった。

 

よく考えてみれば品質は「丁寧さ」と「雑さ」が問題になるのであって、スピードの問題ではない。

ゆっくりやったら丁寧にできて、素早くやったら雑になるというものではない。そういう場合もあるが、そうでない場合もある。

丁寧にやるには一定のテンションが必要で、速「すぎ」たらおっつかなくなってテンションは壊れる。でも遅くても気が散ったり緩んだりでやっぱりテンションが壊れるのだ。

 

スピード自体を目的にするのではないが、

「品質を担保する」目的のためにスピードを(仮の)目的にする。

 

しばらくそんなスタンスで物事に取り組んでみようと思う。

 

スマイルメーカー 

岡村茂

 

〜岡村茂 プロフィール〜

マインドフルネス。潜在意識のクリアリング。
癒し、そして本来の自分と出会う。

自己実現の最短ルートを進み、
室の高い人生を望むあなたを支援する
QOL向上コンサルタント

 

新しいHPができました。↓↓↓

 

「信頼する」ことの難しさと楽しさ

 

「人を信頼する」のは案外難しいことなのかもしれない。

 

愛されて育った人にとっては自然なことでも、

そう感じずに育った人には難しい。

 

裏切られた記憶がある人ならなおさらだ。

ある時、自分は「人を信頼できない」と気づくのだ。

 

それでもそういう人にはギフトがある。

「信頼する」を学べることだ。

 

信頼を学べば、

相手の態度に一喜一憂することがなくなる。

相手の振る舞いを期待なく予想できるようになる。

長期的な関係が続けられるようになる。

 

そして、

好き嫌いを超えて人とつながれるようになる。

好き嫌いを超えて人とつきあえるようになる。

 

すると、

人が好きになる。

 

楽しくなるよ♪

人生が(^^)