「稼ぐ」
なんとなく金儲けの匂いがして、ガツガツしてそうで、ネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれません。
かくいう僕もそうでした。
しかしあるとき、次のことを聞いて印象が変わりました。
「稼ぐ」はそもそもはお金儲けをすることではなく、「精を出して働く」の意味だったそうです。
※カセとは、糸を紡ぐときに使う糸の巻取り工具のことなんだとか。
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”働く”は価値提供することですから、「稼ぐ」とは「精を出して価値提供する」ことと言っていいでしょう。
その対価としてお金を得ていたことから、転じてお金を得ることが「稼ぐ」になったのでしょう。
個人的には、このもともとの意味を知ったことで「稼ぐ」にネガティブな印象がなくなりました。これはネガティブな集合意識から外れるのに役に立ちました。
さて話は変わりますが、先日所属する合唱団の公演がありました。
3公演+α(アルファ)でしたが、いずれも聴衆のみなさんに喜んでもらえました。
歌ったわたしたちも楽しい時間を過ごしたのでした。
それまでの練習が報われた感もありました。
興奮が止んでしばらくして気づいたのは、この合唱も「精を出して価値提供する」だった、ということでした。
会場の様子からすると、楽しみや心を動かす、という価値が提供できていたと思います。
合唱において「精を出して価値提供する」は、合同練習中も自主練も、そして本番も熱中して楽しくやれました。
そのことを考えると、仕事における「精を出して価値提供する(=稼ぐ)」も熱中して楽しくできるんじゃないかと思いました。
合唱の感覚を仕事に持ち込むとどうなるか、実験してみようと思います。
同じ思いの人が増え、顧客や世の中に役立つこと(=価値提供)をして、すなわち「稼ぐ」ことで、加えてこれを熱中して楽しくやることで、世の中は変化し始めるかもしれません。
そういう人が一人ひとり増えていくことで、価値の交換や循環がうまくいっていないこと、お金や働くことに対するネガティブな集合意識も改善されていくかもしれません。
まずはできるところからやっていこうと思います。
よかったら一緒にやりましょう。
やりたいけどやり方がよくわからない、
という方はまずご相談ください。