先月から、とある勉強会で「食」について学んでいます。
「食」といっても「食の安全性」。
主に農作物と畜産の現状についてです。
断片的には知っていた内容でしたが、それらの断片を体系立てて理解し始めると結構根深い、一筋縄ではいかない課題が見えてきます。
具体的には、
農作物でいえば品種改良や遺伝子操作、ポストハーベスト(残留農薬)の問題。
畜産で言えば、家畜にストレスのかかるブロイラー的飼育、飼料、薬品、屠殺法の問題。
思っていた以上に不自然な状態が常態化しているようでした。
安全性の担保も曖昧で、感覚的にはかなり違和感を感じます。
一方でそうせざるを得ない、またはそうすることが合理的に思える現状も理解できました。
野菜や家畜を製品のようにみなして「生産性向上」を掲げれば、ひとつひとつは妥当な打ち手のようにも見えてきます。
良かれと思って、多くの人に安価に提供できるようにと「生産性向上」を図るけれど、それが「食の安全性」を損なってしまう。
ともかく現代の食料生産にまつわる課題、なかなか根深いものだということがわかりました。
このような背景で、これから少しグルテンフリーの期間を設けようと思ったわけですが、次回に続きます。
自己変革のコンサルタント
スマイルメーカー岡村茂