こんばんは、心の研究家 スマイルメーカー岡村しげるです。
この連休、以前から見たいと思っていた「永遠のゼロ」を一昨日に、そして昨日は「るろうに剣心~京都大火編~」を見る流れになりました。
それぞれ、作り手の熱い思いがほとばしっていて心が熱くなるいい映画でした。最近でこそ見る本数は減りましたが映画好きです。それぞれについて語りたいのですが、それはまたの機会においておこうと思います。
今日はそのかわり、この2本に通奏低音のように同じテーマが流れていたように感じたこと、それが今自分にとっても大切なことのように思えたので、備忘も兼ねて書き記しておこうと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、「永遠のゼロ」は太平洋戦争、そして「るろうに剣心」は明治維新前後が舞台になっています。ストーリーは端折りますが、時代背景は違えど「平和のための戦い」が共通したテーマのように感じました。
少し映画から離れますが、この「平和のための戦い」という考え方。これは自己撞着(自己矛盾)じゃないか?という意見がよく聞かれます。平和を求めて平和を否定する在り方で行動しても、それは実現しない、という意見です。実際、ヒステリックな平和運動家などの話を聞くとなんか違うんじゃない?本当に平和を実現したいんですか?と感じることもあります。
「平和を拡げたいのであれば、平和でいなさい」というわけです。もっともですよね。戦いは戦いを呼ぶ。争いは何も生み出さない。確かに。。
でもここで突きつけられる課題は、「力こそ正義だ」とばかりにかさにかかってくる相手にどう対処するのかという問題です。暴力に対してこちらが平和でいれば相手は振り上げたこぶしをおとなしく下げてくれるんでしょうか?もちろんそうしたケースもあるでしょう。けれども、無防備なままやられてしまうこともあるでしょう。暴力を身体的暴力だけでなく、言葉の暴力やいろんなハラスメントまで想像を拡げるとわかりやすいかもしれません。無防備な人間がやられることは残念ながらよくあることです。
このテーマは小さいころから身近なものでした。というのも、幼い頃は争い事が大嫌いで、かつ人見知りで気弱な性格だったので、無防備なままいじめられることもあったからです。
その時は、ハードボイルド好きなら誰もが知っているフィリップマーロウの名台詞「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」を覚えました(笑)。
確かにこれは心構えとしてはとても役立つ指針だったと思います。タフにふるまえばちょっかいを出されることは減るし、やっぱり優しさは大切だということも忘れずにいられます。久しぶりに思い出しましたが、今でも大切な指針になっている気がします。でも、これは実際現場に遭遇したらどうしたらいいかを教えてはくれません。
実際、暴力が目の前に迫ってきたらどうすればいいんでしょう?または暴力的な状況を終わらせて安心できる環境を生み出す時どうすればいいんでしょう?
闘うのか?
逃げるのか?
暴力を甘んじて受けながら、非暴力を貫くのか?
長年抱えていたテーマでしたが、今回2本の映画からその答えのヒントをもらうことができました。
それは、、
長くなっちゃったので続きは次回に持ち越します。あしからず。
簡潔に書くって難しいですね・・(。・ω・。)
(続く・・)