昨日は面白い体験をしました。
鎌倉にあるクリニックで、脳波測定とバイオフィードバック訓練を行いました。
脳神経内科医の友人が新しいメニューを作ってモニターを募集していたのがきっかけです。現在の自分の脳波の状態の確認と、バイオフィードバック訓練への好奇心から申し込んでみました。
測定はまず、前頭(額の部分)に電極のついたヘッドセットを装着し、耳たぶにはクリップ上の電極をアースとしてセット。
それから目をつぶった状態と開けた状態で、それぞれ一定時間脳波を測定します。
結果は、脳波のピークが目を閉じた状態で9.0Hz、開けた状態で8.5Hzに現れました。
彼女の所見では、一般的に閉眼時と開眼時では、閉眼の方が脳波は緩やかになるけれど、今回は逆の結果となっているのが特徴だとか。
また、開眼時の脳波のピークがアルファ波(8Hz〜13Hz) にあるのはリラックスの現れだからいいけれど、少し低すぎる、とのことでした。
彼女の弁を借りれば「修行僧になるならいいけど、現実を動かしていくにはもう1Hzくらい上げたほうがよい」とのこと。ふ~ん、なるほど。
コンサルタント時代はピリピリした状態で暮らしていたので、ある種の瞑想状態で日常を送るのがいいと思っていましたが、そう単純なものではないらしい。
パフォーマンスを上げるにはもう少し脳波の帯域が上がった意識状態でいるほうが良いようです。
イメージですが、意識がやや薄く右脳全開の状態から、明晰な意識状態で右脳全開の状態に移行する感じ。
後で調べると、α波のうちその真ん中の帯域、9Hz〜11Hzはミッドα波と呼ばれ、超一流のアスリートや天才が活動している時に現れる脳波の帯域だそうです。
ということで、バイオフィードバック訓練の方針として、9.5Hzの脳波が現れる意識状態を探って、それを身体に落とし込もう、ということになりました。
時間がきたので続きは明日。後編アップします。
自己変革のコンサルタント
スマイルメーカー岡村茂