先日、気づいたことがありました。
それは自分がやりたいことや、
喜びを感じることを選ぶ時に、
そこにあるペットボトルの水のように、
スッと、シンプルに手を伸ばせば取れる、
とは思っておらず、
選ぶときには、きっと
何らかの抵抗や反対があることが前提になっていて、
「それでもやるよ」という、
意気込みと言うかなんというか、
ある種の力をかけて、
「選び取っている」のを感じました。
この原因を探ってみると、
幼少の頃、しつけの一環として、
テレビ見たい、お祭り行きたい、ゲームしたい、
漫画読みたい、はしゃぎたい、など
子供心に面白くてやりたかったことを、
かなり禁止されていたのを思い出しました。
その当時、親はとにかく勉強をやらせたかったのでした。
今となっては、そのおかげで
たとえ反対されようが何とかやりきる、
反骨精神のようなものは養われましたが、
一方で、
「やりたいことは素直に簡単には得られない」、
「力をかけなきゃ手に入らない」、
そんな固定観念が、
感情的なわだかまりとともにあるようでした。
長い間続けている内面の取り組みで、
ずいぶんなくなってはいるのですが、
まだ残骸のように残っていたのに気づきました。
このわだかまりを取り除いて、
何事もペットボトルの水を手に取るくらいの感覚で
選んで、得ていけるようになりたいものです。
あらためて、親の影響は大きく、
またブラインドになりやすいものなんだ、と
再認識しました。
ちょっと過激なネーミングですが、
「毒親」という言葉があります。
もう四半世紀ほど前でしょうか、
アダルトチルドレンを解説する「毒になる親」という本が流行りました。
もともと「有害な親」くらいのニュアンスだったのでしょうが、
翻訳のときにインパクトが強いほうが…となったのでしょう。
ともかく、そこで詳細に書かれていますが、
精神的に成熟、安定していない親のもとで育つと、
心理的に様々な影響を受けることが研究されています。
知人がうまくまとめたサイトがあるので、下記にリンクします。
興味ある方はご覧ください。
認知科学者の苫米地さんも以前、
「まずは親を超えなさい!」という本を出してましたが、
本当に成熟した大人になるには、いちどは親の影響を
徹底的に洗い出してみる必要があるのかもしれませんね。
今回は残骸を残さないように取り組んでみようと思います。
また近い内に変化をアップしようと思います。
ひと本質研究所〜HITOHON〜
スマイルメーカー 岡村茂