9月はいくつかの「終わり」がありました。
合唱ワシントン公演、半年にわたるビジネスのブラッシュアップ作業、EMS (本質行動学Essential Management School)特論2の修了。
そのうち、EMSについては修了要件に修了レポートの提出があったので、4ヶ月の振り返りをしながらレポートを仕上げました。時間の捻出が難しく諦めそうにもなりましたが、ファカルティの方の励ましに支えられなんとか提出したのでした。
さてそんな苦労もありつつ、今回レポート提出をやって本当に良かったと思いました。
今回のEMS特論2では、様々な講師陣から様々なトピックの話を聞きました。
コーチングから、妖怪、ブランディング、お金、組織経営、パートナーシップ、表現技法(クリエイティブ・ライティング)、身体の養生、武道、霊性、生物学、構造構成学、なんでもござれ、という感じ。
EMSは、人間の本質を探求し、本質に沿ったマネジメント(何とか望む状態を実現する)を実践するための学びの場であり、今回はアドバンスコースだったので、自然にその扱う範囲は拡がります。
そんなこともあって、修了レポートをまとめる前は「いろいろな話が聞けて面白かったな」という印象でした。
いちおう講座毎に、その内容をまとめた短めのレポートは書いていたけれど、なかなかしっかり身につくところまでいってなかったのでしょう。
それを、あらためて全回分のレポートを見直し、修了レポートとしてまとめ上げていくうちに、講座の体験が息を吹き返し、新たな意味を持って迫ってくるように感じたのでした。
レポートを書きながら、サラサラと絹のような新たな気づきが生まれるのが感じられたのでした。
これは「腑に落ちる」感覚だったのかもしれません。なかなかおもしろい体験でした。
このとき感じたのは、何かを経験することの意義は、この「腑に落ちる」体験にあるのだろう、ということです。
効果的に伸びていこうと思ったら、この「腑に落ちる」体験を最大化することがポイントになるのでしょう。
ここで自分のことを省りみると、ひとつひとつの体験を振り返って受け取りを深める、というよりは「次行こう、次」と新しい経験を求めがちなところがあります。
なので、気をつけないといけないですね。
あらためて、経験自体をやたら増やすのではなく、意識的して振り返りの回数を増やしバランスをとろうと思いました。
思い返せば、これまで身近にいた優秀な人は、PDCAサイクルのC(Check)が上手でした。
この気づきを生かして、年内これから3ヶ月で、「振り返り」の習慣をつけようと思います。具体的には、寝る前に日記をつけてみようと思います。
成長曲線に違いが出るか、人体実験です笑。
有限の人生を有意義に過ごすために。
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有限の人生。無駄な苦労はやめませんか?