つながる世界を生きる。ブログ

自分とつながる、人とつながる、そして自然と・・。 スマイルメーカー岡村しげるの「つながる世界」探究ブログ。

「不安」を感じられるようになると安心する、って?

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ビビりながらチャレンジしよう


変化につきものの不安

 

これから変化しようとする時に、

最初に妨げになるのは不安かもしれません。

 

未知の世界に飛び込むのは

誰でも不安を感じるものです。

 

僕も以前は、

不安を感じると足がすくんで動けなくなりそうで、

怖かったものです。

 

実際、子供の頃は不安から思考停止状態になって、

怖くて行動しなかったことも幾度となくあります。

 

その記憶から、不安を認めてしまうと行動が止まってしまうので、

「不安なんて無い」ことにしたものです。

 

 

それを思うと、

ここ10年のうちで大きく変わったのは

不安とのつきあい方かもしれません。

 

今日もいくつか後手に回っている作業や、

先行き不透明な案件に意識を向けた時、

不安が湧いてきました。

 

以前ならその不安を無視し、

まるでそんなものは存在しないかのように作業したものです。

自分は強いから不安なんて感じないぞ、というわけです。

 

このやり方はとりあえず行動できるので、

悪くない対処法のように思えます。

 

しかし実際は、

自分の感覚を感じないようにして行動するので、

作業が雑になったり、進め方が強引になったり、

あるいは重大なリスクが見えなくなったり、

あまりいいことはありません。

 

 

変な言い方になりますが、

最近は不安を感じられるようになっています。

 

不安を感じても足はすくまない、いや

たとえ足がすくんでも行動できることがわかったからです。

大抵のことは、ビビりながらならできることがわかったからです。

そしてビビることも許容できるようになったからです。

 

潜在意識下に在る、

感情的なわだかまりや幼少期の痛み(インナーチャイルド

がある程度クリアになると、

安心して(!?)不安を感じられるようになります。

 

より正確に表現するなら、

不安を感じても、それが思考や言動に、

大して影響を与えなくなります。

だから、安心して不安を感じられるようになるのです。

 

そして、不安を感じることが許容できると、

自分の感覚に素直になれるので、

丁寧にことを進められたり、無意識な強引さが減ります。

 

また、不安が湧きそうな領域を避ける必要もなくなるので、

無意識のブラインドが減ります。

その結果、無意識のうちに発想や言動が制限されてチャンスを逃したり、

気づかぬリスクに足を取られたり、ということも減ります。

 

不安を感じても足を取られることがなくなると

いい事ずくめです。

 

不安を感じられるようになると

不安を避ける必要がなくなります。

不安を怖れなくなります。

 

怖れがなくなるのは安心につながります。

逆説的ですが、

不安を感じられるようになると安心します。

 

そして、

変化につきものの不安を怖れなくなれば、

変化も怖れる必要はありません。

 

2019年は「不安」と上手につきあって、

どんどん変化しませんか?

 

 

ひと本質研究所〜HITOHON〜

スマイルメーカー 岡村茂

 

 

 

 

 

 

 

変化の年

新年明けましておめでとうございます。

 

2019年が始まりました。

今日から仕事始めです。

 

 

さて、久しぶりの投稿となりました。

 

昨年スマイルメーカーは10週年を迎え、いろいろと見直しの年でした。

また世の中的にも、いよいよ旧い常識が崩れ始めた年だったでしょう。

 

今年こうした変化はさらに加速しそうです。

 

変化の時代。

 

これまでの自分の経験や常識。

世間の常識。

 

これらを一度すべて疑ってみる必要があるのかもしれません。

 

ゼロベースで考える必要があるのかもしれません。

 

これまでは現状を踏まえた変化が効果的でしたが、

そもそも「現状」が曖昧模糊としたものになっているからです。

 

本質的なものの見方や考え方が効果を上げるようになるでしょう。

 

本質は何かを突き詰める態度も大切でしょう。

 

 

 

カタチだけのもの

実質を伴わないもの

 

を捨て、

 

本質的なものを追求する一年としたいと思います。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

2019年1月4日(金)

ひと本質研究所〜HITOHON〜

スマイルメーカー 岡村茂

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新年明けましておめでとうございます

 

 

小さな種まき「ネクスト」

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今年に入って流れは早くなる一方。

軸をなくせば簡単に流されてしまう今日この頃。

 

流れが急な現在、

エゴベース、本質ベース

 

どちらであろうと、
立ち位置を明確にすれば
自己一致してそちらへ加速する。

曖昧なままだと
分裂や葛藤を感じて苦しむ。

 

メンターが今日話していました。

 

おそらくそうなるでしょう。

いや、もうそうなっているでしょう。

 

 

そんな流れの早い今だから、


ひとつ自己一致した、
小さな種をまいておきます。

すくすく育ちますように。

 

ネクスト 岡村茂事務所」です。

 

90年代には故船井幸雄さんが、
「エゴ」から「エヴァ」へ 
とよく語っていました。

 

「エゴの時代が終わり、本物の時代が来る」
との趣旨です。

今年に入ってからの諸々を眺めていると、

早晩「今だけ金だけ自分だけ」が優勢の時代は
終わりを告げそうです。

 

とはいえ「エヴァ」〜本物の時代〜
へと移行するまでには多くの混乱もあるでしょう。

価値観の変化に対応していく必要があるからです。

 

そんな、時代の節目を生きるわたしたちには、
変化をサポートしてくれる何かがあると役に立ちます。

 

さて、「エヴァ」〜本物の時代〜とは
どんな世の中になるんでしょうか?

 

半分、希望も込めて

「共存共栄」

「誰もが自分らしく生き生きと暮らす世の中」

だろう、と考えます。

 

 

わたしたちひとりひとりの
次(ネクスト)の一歩に役立つように、

 

さらには、世の中が次の時代へと
スムースに移行できるように、

ネクスト」は貢献します。

 

まずは、現行どおり
「スマイルメーカー」事業(メンタルセラピーと自己実現コンサルティング)、
そして感情カウンセラー協会、一悟術の活動を中心に、

これまでより、少し幅広い情報発信をしていきます。

 

 

今回の「ネクスト」開設は、

一種の組織変更のようなもので、
大きく何かを変えるわけではありません。

 

表面的には情報発信の頻度が増えたな、
くらいかもしれませんが、

 

10年経ったスマイルメーカーを再構築し、
各活動の立ち位置を明確にすることで、
提供価値を最大化することが目的です。

 

今日は種をまいた日。

明日から開設に向けて少しずつ準備を始めます。

 

芽吹くまで、どうぞあたたかい目で
見守っていただければ幸いです。

 

ということで、 今日はここまで。

 

岡村茂

こっちからあっちへの行き方 〜上達への2系統〜

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ある日課をやっている時に気づいたことがありました。

 何かが上達する過程についてです。

 自転車に乗れるようになったり、絵が上達する、人前での話がうまくなる、という類のことです。

 

ちょっと地味な話ですが、いま親指(足)で立つトレーニングをしています。

 

なぜそんなトレーニングしてるかはここでは置いといて^^、

 

やはり最初はふらついて、長時間じっとは立てないわけです。それを5分間続けるようトレーニング中です。これもひとつの上達でしょう。

 

こんなとき以前のやり方は、まずは「理想の状態」、すなわち親指で立っている状態を作って、あとは意識の力でなんとかそれを維持しようとします。根性でなんとかしようとする、と言ってもいいかもしれません。

 

ふらついてそれができない時は、手の指で近くの壁やチェストに触れたりして、ともかく理想状態を維持することに腐心します。

 

そして、理想状態を維持する努力のうちに、だんだんとそれができるようになってくる。そのカタチを維持することで諸々の力がついて上達する、というわけです。

カタチから入る上達法と言ってもいいかもしれません。

 

近ごろは少し違うやり方も取り入れるようになりました。

いま素直に無理なくできる範囲で「理想の状態」に近づけていくやり方。

 

今の例で言えば、まずはつま先荷重で立ちつつ、より内側に重心を寄せていく。このときには親指以外の指も床についています。だから見た目にはできてない状態です。

 

見た目できてないけど、力まないでできる範囲内でできる限り目指す状態に近づけていくトレーニングです。

見た目ではわからないので感覚重視のやり方になります。できる範囲を少しずつ拡げることで力がついて上達するやり方。感覚をより繊細に使います。

現状をベースに感覚を使って伸ばしていく上達法とでも言いましょうか。

 

前者は「今いるところ」は関係なく「目指すところ」に意識をおき続けて、不足が埋まるのを待つやり方。

後者は、「今いるところ」を受け入れて、そこから力まずできる範囲内で「目指すところ」へ向かい続ける。そして変な根性を使わず力をつけていくやり方。

 

ちょと雑ですが、ここでは話の都合上、前者を観念ベースの上達法、後者を感覚ベースの上達法と呼びます。

 

観念ベースの上達法は、やってる感があって、比較的早く目指す状態に到達し、わかりやすいけど、無理が歪みを生むことがある、現状否定に陥りやすい、応用が効きにくい。

 

感覚ベースの上達法は、自分を甘やかす感じがする、遠回りで時間がかかりそう、感覚が閉じてると練習できてるのかどうかわからない。けど、無理がなくのびのび伸びる、自己肯定的、目標に特化した力のつけ方ではないから応用がききやすい。

 

それぞれ一長一短です。

 

以前は何か上達しようと思ったときには主に観念ベースで取り組んでいたものでした。でも最近は意識的に感覚ベースも取り入れるようにしています。

 

感覚ベースのいいところは坦々と続けられて長続きしやすいのです。

で、実は意外と早く上達するし、続けられるから目標に到達しやすくなります。

 

感覚ベースを取り入れてから、消耗感が減っている気がします。

以前はいつも頑張ってなきゃいけない感覚に陥ってたのかもしれません。

 

 

この年齢になって思うのはやはり人生は長距離走

観念ベースオンリーだと息切れするし、そうすると積み上がらなくて上達しません。

 

とはいえ感覚ベースオンリーだと上達の実感が少なくて飽きちゃったり、期限のある場合だと間に合わなかったり、目指すところが曖昧になったりということもあるので、実際は両方を使い分けていくのがいいでしょう。

 

 

仕事柄多くの人と接しますが、自分は観念ベースが癖になっていたように、大抵の人は知らず知らずどちらかのやり方が癖になっています。

 

ものごとの上達には観念ベース・感覚ベース、2つのプロセスがある。

そして、それらを意識的に使い分けられるとより効果的により早く上達できるように思います。

 

ステージを急いで変えたい時期、じっくり変化する時期、人それぞれのタイミングがありますし、また変化を望むスピードも違います。

 

こうしたことを念頭に置きながら、セッションや講座で関わる方のよりスムースな変化を促していこうと思います。

 

個人的には感覚ベースのトレーニングの時間を増やして自己肯定を前提に、かつ意識をストレッチするため、そしてスピードアップの刺激を入れるために観念ベースのトレーニングを使っていこうと思います。

 

「覚醒が進めばこれらは同時並行で行うようになるんだろうな」と思いつつ、今は無理をしない範囲で最大限できることをやっていこう、と思ったのでした。

 

 

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自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

 

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脳波測定とバイオフィードバック訓練③ 〜2週間後のフォローアップ〜 

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先日受けた、脳波を使ったバイオフィードバックトレーニング。

 

僕の場合、覚醒時の脳波のピークがα(アルファ)波のうち低めの周波数帯域にあるので、パフォーマンスを発揮しやすいミッドα(アルファ)波にピークがくる意識状態に移行しようというところでした。

 

blog.shigeruokamura.jp

 

それが2週間前のこと。

以来意識状態に気をつけて過ごしていました。

 

そして今日、気をつけて過ごした結果、変化したかどうかの確認をしようと、もう一度測定と訓練に鎌倉のクリニックまで足を運びました。

 

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正面は江ノ島。朝早くからビーチは賑わっています。

 

前回のピークが 8.5Hzで、今回は1Hz アップした 9.5Hzを目標にしていました。

さて、結果は果たして…。

 

まず最初の測定では、第1のピークが 10.5 Hz、次のピークが 9Hz、そして 8.5Hz と続きました。一気に 2Hzも上がりました。

あと前回より、β(ベータ)波が増えたり、筋肉の緊張で筋電が邪魔をし脳波が取れない時間が増えてしまいました。

 

前回がリラックスしすぎの体(てい)だったので、意識を張った状態を定着するように取り組んでいたら、少し緊張気味になってしまったようです。

 

まぁベストを探るための試行錯誤。こうしたものでしょう。

 

この結果を受け、今日のバイオフィードバック訓練では、いまの意識を張った状態のまま、腹式呼吸を使ってリラックスを生み出すよう意識してみました。

また、体の状態や内面の状態を鋭敏に観察し、できるだけ気づいていよう、ということも意識してみました。

さらに、リラックスしつつフローが感じられる、自分の好みの音楽を軽く脳内再生してみたりもしました。

 

こうしたことを意識しながら、目指す脳波状態になった時に鳴る”小鳥のさえずり”を頼りに意識状態を整えていくと、再び要領が掴めてきて、小鳥がなく時間が増えてきました。

 

訓練の結果、最終的には、第1のピークが 9.0Hz、第2のピークが同位で 9.5Hzと 8.5Hz、続いて10Hz という形になりました。

ベストではないですが、ぼちぼちいい状態で維持できるように持ってこられました。

 

今回の収穫としては、狙っている脳波(=ミッドα波)が出る意識状態が、より緻密にとらえられたことでした。

 

言語化するなら、前回は「高速道路を運転しているような感覚」というところから、今回は「『いま・ここ』にいて、起きているすべてに気づいている」ような感覚と表現できます。

 

いわゆるマインドフルネスの状態といっていいかもしれません。

マインドフルネスがパフォーマンスを発揮しやすい状態を作ると言われるのが、実感を持って理解できた気がします。

 

また、このことで普段からマインドフルネスの状態を維持する動機づけができ、またその感覚が意識化でき思い出すことができるようになりました。

 

これらを糧にマインドフルネスの意識状態を定着してみようと思います。数ヶ月後にまたチェックしてみるつもりです。

 

脳波測定とバイオフィードバック訓練。

思った以上に楽しい経験となりました。

 

自分もやってみたいと思った方はコチラをどうぞ。
8月中はキャンペーン割引があるそうです。

 

www.facebook.com

 

それから余談ですが、脳波測定してくれた先生に「身体のバランスがいいから、安定して脳波が取れる。」と言われました。

普通の人より筋電によるノイズが少なく、脳波測定を邪魔しなかったようです。

 

身体の状態が、脳波やひいては意識状態にも影響するようですね、やはり。

確かに身体が整うに連れ、精神的にも安定してきた実感はあります。

心身一如ですね

 

お知らせですが、僕が身体を整えるのに役立ったものを紹介する、少人数制のワークショップを定期的に開催しています。

次回は9月です。よかったらこちらもご覧ください。

 

smilemaker.tokyo

 

 

8月も折り返し。

お盆休みの方も多いかもしれません。

英気を養いつつ次のステージの準備ができるといいですね。

 

ではまた。

 

自己変革のコンサルタント

スマイルメーカー岡村茂

 

smilemaker.tokyo

 

 

 

 

感情カウンセリング中級講座@箱根 次のステージへ

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半年間にわたる感情カウンセリング「中級」の講習が終了。

あとは10月の試験を残すのみです。


今回は箱根での開催。
オーガナイザー兼受講者として参加しました。

 

カウンセラーが十分に訓練した適切な意識状態でいると、クライアントに自然な気づきが起きる。その気づきが、状況の改善や課題解決につながる。

それが「感情カウンセリング」。

 

「中級」ではその感情カウンセリングを、電話などを使った「非対面」でも行えるようにトレーニングしました。

 

このカウンセリングは、言語的コミュニケーションだけでなく非言語によるそれも活用するので、非対面で同様の効果を上げるには、それ用の意識のトレーニングが必要です。

 

今回もトレーニング中に、カウンセラー役が意識の置きどころを変えると、リアルに相談するこちら側の思考や感覚が変わるのが体感できました。人の心の不思議、奥深さを感じます。知れば知るほど、人の意識や心への興味は尽きません。

 

順調にいけば11月頃には、電話やzoomを使った「感情カウンセリング」を行えるカウンセラーが誕生します。

 

楽しみです。